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高校時代
ふと昔を懐かしんでみよう。。

俺は高校のとき、バドミントン部に所属していた。
中学校にバドミントン部があるっていう風習のない地区だったので、多くの仲間が高校から一緒に始めて、皆わきあいあいの仲良しだった。

その仲間の中で、「しろー」と呼ばれていた男の話をします。

俺としろーと横井君(ダブルスで俺とペアをずっと組んでいた友達で親交もあつい)で一緒にいることが多かった。

俺と横井君は完全にいじるタイプで、毎日バド部の他の仲間をいじっていた。

ある日、しろーがチャリを買った。
マウンテンバイクで、なんかサスペンションとかついていて、かなりの高級感あふれるやつだった。

部活で汗を流した後、しろーが悠々とチャリで帰っているのを発見して、俺と横井君は雄叫びを上げながら、当時なぜか部内で話題になったクロコダイン(ピンクの二足歩行するワニ)の真似をしながら、高級チャリで走るしろーの後を追った。

気付いたしろーは逃げた。

逃げたものってのは追いたくなるもので(あの時のあの子のように…)、俺と横井君は超本気で追いかけた。

逃げるしろー。

追うクロコダイン2匹。

しろーの前の歩行者信号が点滅した。
しろーと俺たちの距離から考えて、この信号をしろーが渡れたら、そのまま俺たちを振り切れる感じの、絶妙なタイミングで信号が点滅した。

超必死なしろーは周りに目もくれず、一目散に横断歩道に突入していった。

タイミングは信号が赤になったとほぼ同時くらいからだったろうか…

俺らとしては逃がしてしまったて思った次の瞬間、向かいからきて左折してきた車にしろーが轢かれたのである!

ズゴン!!
こんなようなよくわからん鈍い音。

一瞬固まる俺ら。

白のスカイラインだったろうか、とにかく窓は黒く覆われてて、車の中から金髪で上下スウェットのお兄さんが出てきた。

恐怖。。

一瞬でクロコダイン熱が冷めて、俺らは一般人に戻っていた。

しかしやつは俺たちの仲間を車で跳ねたのだ。

完全に悪いのは敵…とは一概には言えない。
ふざけて追い回して、ぎりぎりの信号に突入したのは俺らなのだ。

どーしたもんか、問題になってしまわないだろうか…

しろーの心配しろよ!!て感じだが、奴は跳ねられたっていうか、チャリの後輪の部分をぶっけられたて感じで、人体には何の影響もなかった。

でも肝心の高級チャリは、スタンドの部分が破壊され、立てることができなくなっていた。
冷静に考えれば完全に弁償ものなんだろうけど、当時の俺らはびびっていて、早くその場(強面お兄さんの支配下)から去りたい気持ちでいっぱいだった。

さすがにチャリにぶつけたというだけあって、その兄ちゃんも強気な態度ではないんだけど…
とりあえず申し訳なさそうにしている。

そしてスウェット(ぱっと見は普通のスウェットだが、おそらく百戦錬磨を支えるバトルスーツ)からお金を取り出してこう言った。

「これで皆で何か買って食べてよ」

俺らは1000円もらいました。


俺らはその1000円で全てを水に流そうとした。

ただ流せなかったのはチャリの損傷である。

数日後に再び見たチャリには、全体とは不釣合いな、緑色で太くてかっこ悪いスタンドが装着されていた。

だから最初からおとなしく捕まっとけば良かったのに…

て今更言っても遅いか…
そう、もう失った時間は戻らないのだ。

「あの時は終わった俺たちだけど、もし30歳になってお互い結婚してなかったら、俺と結婚してくれない?」

こう言えば、あの時失われたはずの俺たち2人の人生の続きを見ることができるかもね…
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