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夏の夢の終わりに
今日は昨日の延長で、3位どうし4チームによるトーナメントがあった。

俺と竜が助っ人として参加したチーム・ラボーナのここまでの戦績は、0勝2敗で、0得点4失点であった。
確かに急造チームであったが、特に1試合目は接戦で、勝てる可能性もあっただけに、この結果は非常に悔しい物だった。


俺たちは今日こそは、という気持ちでの朝の第1試合目を迎えた。

円陣を組む。
キャプテンが言った。
「勝とう。でも楽しもう!でも勝てればもっと楽しい!!」

俺たちは勝ちたかった。

俺は後半からFWで出してもらったけど、ボールが落ち着かなくていい機会がなかった。

敵のチームと一進一退が続いたんだけど、相手の運動量はすごくて、結局裏をとられて1点を先制されてしまう。
最後まで諦めずに皆で戦ったんだけど、この1点を返すことができなくて、結局負けてしまった。

3試合で0得点。
3連敗である。

同じレベルでの敗戦なだけに、皆言葉も少なくロッカールームに引き返して行く。

西方に聞いた。
中盤を相手に支配されて、前線へパスを通せないのは、相手が早いプレスで、こっちが中盤でボールをキープできないからなんだと。

次は最後の試合。
泣いても笑っても最後である。

最後の試合、最後の円陣を組んだ。
俺たちは点を奪うことを第一に考えた。

開始からなんか今までとは違った。
敵は今までとくらべても決して弱くなかったけど、何より俺たちのほうが真剣だった。絶対気迫で負けてなかった。

開始早々からチャンスがあった。

西方が最後の試合だから俺が好きなようにやっていいて言ってくれた。
俺はドリブルもトラップも技術は全然ないんだけど、前を向いた時のスピードだけは絶対チャンスにつながると思っていた。

そのチャンスがきたのである。
DFと向かい合ってボールをキープし、パスする選択肢もあったんだけど、西方の言ってくれたアドバイスの通り、俺はゴールに向かった。

横にかわしてシュート撃った。

シュートはゴールのちょっと横にそれちゃったけど、今までのシュートよりは確実にゴールに近付いていた。

いけると思った。
俺が通用するとかってのより、課題である中盤が負けてない!
ちゃんとボールを押さえることができて、左右にも縦にもパスがつながりつつあった。

今までよりぐっとゴールが現実的になった。

そして開始から15分くらいたったころかな、ついに先制することができた!
自陣から大きな縦パスが出され、敵の最終ラインとキーパーの間に落ちた。

俺が一番待ってた形だった。
手前でもらっても、きっとうまくドリブルでかわすなんてことはできないだろうって思ってたから、最初のタッチでシュートに行けるのが一番理想だった。

キーパーも前に出てきたから、もうどっちが早くボールに触るかっていう競争だった。
ほとんど同じタイミングだったけど、俺のつま先の方がちょっと先に触って、うまくキーパーの上を越えた。

後は無我夢中でゴールに向かって押し込んだ。

前線からプレスをかけるという作戦と、中盤がうまく機能した結果の先制点だった。


俺たちはいけると思った。

いけると信じてうたがわなかった。


決して油断したわけじゃない。
でも相手に同点にされ、さらにFKを直接ねじこまれて逆転されてしまった。
そのまま1点ビハインドで後半を迎えた。

俺は初めてフルで出ることになった。

俺を使ってくれる、その期待に応えたかった。

後半。

一進一退の展開の中で、なんとしても点を奪いたかったんだけど、相手のセンタリングが直接ゴールに入っちゃって、2点差になってしまう。
それでも俺たちは諦めず、そしてまだ勝てる可能性はあった。

たまたま入れられちゃったけど、むしろチャンスは俺たちにも十分あって、最後のシュートが惜しい形で終わってしまうだけ。
今までの試合にはない、ゴールの可能性が感じられた。

ボランチからの右の西方へのパスが通り、西方がドリブルでサイドをあがった。
俺は中に走り込んだ。

この瞬間、絶対にいいパスが来る!
そう思った。ミスるはずない、絶対チャンスになる!

俺の左前にDFも走っていたけど、西方からの超好パスに先に触れたのは俺だった。

俺はボールを前にトラップしたのまでしか覚えてない。
どうDFをかわしたのかよく分かんない。
でも目の前にはキーパーしかいなかった。

よく考えたらものすごい緊張する瞬間なんだろうけど、外すかも、なんてことはまったく考えられなかった。

気付いたらゴールを決めてたって感じ。

信じられないけど、また点を決めることができた。
でもとにかくこれで1点差になった。
残り時間少なかったけど、決して後1点は遠くなかった。

俺たちは最後まで下を向かずに戦った。
昨日あったばかりの仲間だったけど、この瞬間ピッチの皆もベンチの皆も、皆で同じことを考えていたと思う。 

絶対に勝つ!!




俺たちは極限だった。
最後まで攻める気持ちは絶えなかった。

でも結局それ以上点は奪えずに笛が鳴ってしまった。


俺たちは4戦4敗という戦績を残して千葉大カップを終了した。


最後、このチームにかかわった皆でロッカーロームに円をつくって1人ずつ思いを言っていった。

最後の最後、皆を統率して最後まで皆に声をかけ続けてくれたキャプテンが涙をこらえながら言った。

「こんなに素晴らしいチームで戦うことができたのに、1回も勝てなかったのは、すっげー悔しかった。だけど、このチームでできて、ほんとに良かったと思う」

知り合って2日目の仲間の言葉は、最後を締めくくるのに最高の言葉だった。


俺はこの夏、最高に熱いものを感じた。

欲を言えば勝ちたかったし、もっとゴールも決めたかった。
後悔してないて言えばウソになる。

でもそんな気持ちより強い思いがある。
確かに俺たちの目の前には勝利というものがあって、結果的にその勝利をつかむことはできなかったけど、一緒にその勝利目指して戦った仲間と共有できたピッチでの熱い思いは、何にもかえられない最高のものだった。

この2日間、俺たちは勝利を目指して一緒になって戦った。
他のどんなことでも味わえない思いを仲間と共感できた。
あって間もない友達とここまで熱くなれることってあるだろうか。
小細工なしに最高に熱い2日だった。
 

勝利は夢で終わったけど、この思いは絶対終わらない。

最高に熱くて最高に楽しい2日を、このメンバーで共有できて良かったと思う。






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