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冬の雪山は燃えるようにあつい4
合宿最後の夜、我々米部は宿側の強烈なプレッシャーに打ち勝ち、なんとか勝利を得るものの、その代償はあまりに大きかった…

ご飯を9杯おかわりしたツヨポンはビニール袋をセットし就寝。

ずんたかはトイレで吐いて来たようだ。

部屋の外から笑い声が聞こえる中、我々は1時間後の飲み会に向け、体力を回復させるべく眠るのであった…
1時間後。


「あざーーーす!失礼しまーす!飲み会の準備ができましたー!なーに寝てんすかー!」

また高萩が手をばんばん叩きながら起こしにやって来た。
なぜこいつが毎回我々を起こしにくるのか。
寝ると必ずこの男に起こされる気がする。

お前は俺の嫁か!!!



飲み会は始まった。

世良が早くも毛布にくるまって寝ていたが、飲み会は始まった。

序盤で穂苅の別れ飲み的なことが始まり、早くもほろ酔いフェイスのアッキー(4月から会長)が
「俺が会長だ~!!」
的な事(実際なんていったか覚えてない)を言って、穂苅との別れをおしんでいた。

さらに穂苅から別れを隠されていた、仲良しであるはずの小碇は、世界で最も辛いと言われる調味料を使っている、なんかよくわからんけどとにかく辛いというポテトチップを食べていた。

むしゃむしゃ…

むしゃむしゃ…

小碇「あんまり辛くないです」

ギャラリー「まじかよ!お前我慢してんだろ!」

小碇「いやぁ、俺、鈍感ですから…」


「いやぁ、俺、鈍感ですから…」

うおーー!!
かっけーー!!

かつてこんなにかっこ良く「鈍感」という言葉を使った男がいただろうか!
いつか使ってみよう!

ちなみにズンタカはこの台詞に感銘を受けつつも、「ホテルで女の子に対して、俺鈍感だからって言えないよね」と俺に耳打ちしてきたことは完全に内緒である(もう時効だけど)。

この時、世良が永い眠りから覚め、おもむろに立ち上がって部屋にいってしまう。
完全に睡眠モードにはいってしまったようだ。

冬合宿の定番の一つである、「スケート飲み」「食い放題」に続く、「寝たら落書き」の出番である。
当然飲み会には酔って寝てしまうやつがいるので、そいつの顔に戒めの楔としてマジックで落書きしてしまおうというのである。

2日目の夜の最初の犠牲者は世良になるかというこの時、突如として持ち上がった牧野のロリコン疑惑に夢中になってしまい、ついつい世良の後を追うタイミングを失う。

さらに牧野の疑惑がうやむやになった後、今度は山田モンゴルの朝7時ネタ(詳しくは語れず)が再浮上し、またも世良落書きの機を逸する。

2人の男の恋模様があからさまになった後、飲み会が一段落ついた。
時間にして世良が部屋にいってから2時間あまりが経過した頃である。
我々はふと世良の存在を思い出し、

「とくにすることないし、落書きにでも行くか!」
と、まるで孫悟空が強敵を前にいつものように重さを感じさせないノリで挑むような軽いノリで世良の眠っているであろう部屋に向かったのである。

暗い部屋の中、我々はマジックとカメラを握りしめ、期待を胸にひっそりと部屋に忍び込むのであった…

暗い中、布団にくるまっている世良を発見し、
いざ落書き!!
というその瞬間、ぐっすり寝ているであろうはずの世良が、突然叫んだのである!


「俺はそんなのにひっかかる男じゃねーんだよ!!!」



完全に驚きである。
この冬合宿、俺の中で間違いなくインパクト1位の台詞である。

ぐっすり寝ているはずの世良が、突如こんな威勢のいい台詞を吐いたのである!
その場にいた男達数人は完全に意表をつかれ、直後、この眠れる獅子の最高にかっこいい台詞に爆笑してしまうのである。

なぜ世良がこんなかっこいい台詞を吐いたのか、この詳細を聞いて我々はさらに爆笑してしまうのである。

ことの詳細はこうである。

序盤から眠かった世良は、部屋に寝に帰ったら必ず俺たちがきて、顔に落書きされるであろうことを予測していた。

そしてその瞬間に俺たちの逆をついて、寝たふりでびっくりさせてやろうとしたらしい。(詳細はわかんないけど、多分こんな感じ)

世良は待った。

俺たちが笑いをかみ殺しながら、こっそり部屋に入ってくるのを。

暗闇の中で、なんて言ってやろうか考えながら世良は待った。

当初の予定ではすぐに俺たちがくると目論んでいたんだろう。

しかし俺たちは来ない。
それでも世良はひとり、暗闇の中で待った。

たった一人でおよそ2時間。

後に彼は言った。
何度も飲み会場に帰ろうと思った、と。
なんでもっと早く来てくれないんだ、と。

しかしそれでもくじけないで待った男が世良である。
彼のこの無駄とも思える執着心と根気には脱帽である。

しかし何はともあれ、2時間待ったかいがあった!

我々は世良の思惑通りに、こっそり部屋に入ってきたのである。

そして2時間もの間、練りに練った最高の台詞を放ったのである。


「俺はそんなのにひっかかる男じゃねーんだよ!!!」


果たしてこの台詞に2時間かける価値はあったのか。
この台詞が2時間かけて最高だと判断されたものなのか。
その他の台詞の候補は何だったのか。

気になることは尽きないが、とにかく彼は2時間もの間、ひとりで待っていたのである。

この気合い、賞賛せざるをえないことは言うまでもない。


世良としては、世良に落書きに行こうと思い出した牧野に感謝と言う所であろうか。


この飲み会で1年男子の台頭を実感し、同時に秘められた才能の片鱗を伺った。

またひとつ、伝説がうまれたようである。


結局俺は4時半くらいまで起きていた。
最後の方はゆっくりと時間が流れていた。
窓から見える下弦の月がきれいだ。

昼間とは打って変わって、静かな時間がやってきた。
おだやかに、それでも時間は流れていく。


最終日朝、宿側が前日の鍋食い過ぎに対してどんな仕打ちをしてくるか恐かったけど、無事朝食を済ますことが出来た。

ほんとうは最後に一滑りしたかったけど、残念ながら時間がタイトだったので、温泉にいって、帰りに『ゴジラそば』に惹かれ注文するものの、やはり単に量が多いそばであったことに若干の憂いを感じながらも、長野のそばはいいぜ!!と地元長野に思いを馳せるのであった。。


長い間待った冬合宿は、あっという間に終わってしまった。

出発する時に寒かった千葉は、帰ってきたら少し暖かくなっているように感じた。

時間は流れているのだ。
とめることはできない。

ただこの疲れた体を癒すのには時間がかかりそうだ。
この温かい部屋で、この温かい布団で、ずーっと横になっていられたらいいのにな。


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コメント
この記事へのコメント
確かに
毎回高萩が起こしに来てたな。

それで毎回起きようとしないムッシュが笑えた。
2006/03/29
(水) 20:47:10 | URL | つよぽそ #-[ 編集]
だってアイツ手叩きすぎなんだもん!
もっとさわやかに目覚めたかった・・・
2006/03/29
(水) 21:43:47 | URL | むら #-[ 編集]
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